減量に向けて、筋トレに有酸素運動も取り入れたい。
しかし筋トレの予定は決めたけど、有酸素運動まで加えると帰宅が遅くなる。仕事のある週は、どこに入れれば続けられるかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、筋トレの枠を先に決めた人が、有酸素運動を「同じ日」「別の日」「日常の歩行」のどこへ加えるかを考えます。筋トレを週2回・3回どう置くかは前の記事を参照してください。ここでは筋トレの曜日表を作り直さず、追加する運動の量と調整に絞ります。
まずは、帰宅・睡眠までに使える時間で判断しましょう。余裕があれば筋トレ後に短時間追加し、開始が遅れた日は有酸素を省略して別日に移します。脚の疲れが強い日は、強度を下げるか休む選択もできます。
★本記事の内容
- 筋トレ・有酸素運動を行う時間枠の設定の考え方
- 仕事や疲労による変更の仕方
- 有酸素運動を実施する可否判断の考え方
GOAL|筋トレと有酸素を、仕事の週に無理なく共存させる

有酸素運動は、必ず筋トレ直後に長時間行うものではありません。筋トレ後に少し歩く、別の日に歩く、通勤や買い物で歩く。使える時間と疲れ方に合わせて選べます。
厚生労働省の身体活動・運動ガイド2023(成人版)は、今より少しでも多く動くこと、息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上、筋トレを週2~3日行うことを推奨しています。これらは健康づくりの目安で、短い有酸素運動に効果がないという意味ではありません。WHOも成人に週150~300分の中強度の有酸素性身体活動と週2日以上の筋力強化活動を推奨しています。WHOの説明
HYPOTHESIS|先に決めた筋トレ枠へ、回復できる量を加える
僕がこの記事で検証したい仮説は以下の通りです。
「筋トレを終えられることと翌日の生活を優先し、余裕がある日に有酸素を足すほうが続けやすい」
というものです。これは予定の組み方の提案であり、この順番なら脂肪が特別に落ちるという主張ではありません。
私の場合は、大学院時代、卒業論文執筆で忙しい時期には筋トレ時間をまともに取れなかったため、朝活で有酸素運動だけをする日を作ってみていました。実際に朝は心の余裕があるのがよかった面、起きるしんどさも感じていました。そのような経験も踏まえ、無理なく続けるためにはどのようにセッティングすべきかを考えます。
ACTION①|同じ日に行うか、別の日に分けるか

有酸素運動をジムに行く日と同じ日に一緒に行うか、それとも有酸素運動は別日で行うかを分けて考えます。
同じ日:ジムへ行く回数を増やしにくい週
筋トレを優先したい日は、筋トレ後に歩く時間を確保する方法があります。有酸素運動を行う時間を設定して、あらかじめジムの滞在時間に組み込んで考えます。たとえば15~20分の傾斜ウォークは予定を考えるための例で、20分未満は無意味という線引きではありません。
筋トレ前の軽いウォームアップと、疲れるほどの有酸素運動は目的が異なるため分けて考えます。帰宅や睡眠が遅くなるなら、歩く時間を短くするか、その日は筋トレだけで終えて構いません。
別の日:筋トレの日の時間や脚の疲労が気になる週
筋トレのない日に散歩や早歩きを入れると、ジムでの滞在時間を増やさずに活動量を足せます。強い脚の疲労がある日や翌日に下半身の筋トレがある日は、強度を下げるか休むなど、当日の状態で調整します。通勤や昼休みの歩行も身体活動として数えられます。
研究統合では、有酸素と筋トレの併用が最大筋力や筋肥大を一律に妨げる結果は示されていません。一方、瞬発力など目的によっては同一セッションを分ける意味があります。Schumannらの系統的レビュー・メタ分析。順番を絶対視せず、優先する運動の質と継続可能性で選びます。
ACTION②|時間と疲労で変える、追加分の判断表
| その日の状況 | 有酸素を加える考え方(予定例) |
|---|---|
| 筋トレ後にも余裕がある | 歩行を短時間追加し、翌日の疲労を確認 |
| 残業で帰宅が遅い | 有酸素は省略。帰宅と睡眠を優先 |
| 脚の疲れが強い | 強度を下げる、別日に移す、または休む |
| ジムに行かない日 | 歩ける時間に散歩や早歩きを入れる |
これは読者が予定を考えるための例で、私自身の実施記録ではありません。筋トレ枠そのものが崩れた週は、残業・疲労時の調整に戻ります。

RESULT|実際の勤務週ではどうだったか
実際に有酸素運動を意識的に取り組むことで、以前紹介した-5kgの減量成果の一助になったと思います。
私の場合、社会人になって生活に慣れていない時期には、この考え方で筋トレ1時間+有酸素運動20分の枠をあらかじめ決めてジムに通いました。
結果、残業や出張が伴った場合でも、筋トレ部分だけ行うとシフトチェンジできたり、週2回の有酸素運動を守り切ることができました。所要時間は想定通りなので、開始時間が遅れなかったら実践でき、遅れたら別日という判断だけにとどまりました。
筋トレだけにシフトして、別日で有酸素運動だけやりに行く日を作った場合は、朝の7時台に30分だけ時間を設定することで補いました。これも時間設定をすることで実践まで移行できました。

有酸素運動だけで体重や体脂肪が変化したと判断することはできません。食事や活動量全体の変化も含めて振り返ります。減量全体と私の過去の実践は食事・筋トレ・有酸素を扱う親記事で紹介しています。

LEARN|予定を守るより、運動を続けられる形に直す
私の場合、朝活として有酸素運動のみを別日にしに行くことは多くありました。実際、朝の空腹状態で体を動かすと、消費している感覚が強くありました。ただし、これは私の体感で、消費カロリーや脂肪減少の効果を測定した結果ではありません。一方で、ジムまで行く行為の回数が増えるのはしんどさも伴うのが事実でした。
そのため、できるだけ筋トレを短時間で効率的に実施し、同じ日に有酸素運動も設定しておくことが、私には無理なく続けやすい方法なのではないかなと考えています。筋トレを短時間で無理なく続けるための考え方は別記事にて整理していますので、ぜひ一読いただければと思います。

ガイドラインは長期的な目安です。一週で全て達成しようとして予定が崩れるより、今できる活動から増やしていきましょう。痛みや強い疲れがあるときは無理に運動量を上乗せしません。
NEXT LADDER|次は目的に合う枠を選ぶ
筋トレの基本枠が決まっていない人は仕事の週に筋トレを週2~3回置く方法へ。食事も含めて減量を考えたい人は減量の全体像と実践記録へ進んでください。

コメント
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[…] 仕事のある週に有酸素をどう加えるかは、同じ日・別日を選ぶ基準と、残業・疲労時の調整例にまとめました。 […]